永久屋(とわや)は、本場鹿児島県(奄美・喜界島)の黒糖を使った黒糖菓子、チョコ黒糖、焼きかりんとう、豆菓子を製造販売しています。

西郷どんと奄美!奄美人達がこんなに黒糖作りに苦労していたなんて知りませんでした!!

2018年5月23日

奄美の黒糖作りがこんなに苦労していたなんて知りませんでした!

遂にNHK大河ドラマ西郷どんで奄美大島での生活が始まりました。西郷吉之助(菊池)の奄美での妻、愛加那が登場!西郷は生涯3人の妻と結ばれます。一人目はすでに番組に出てきてる須賀(すが)、2人目が愛加那、愛加那は奄美大島の龍家の娘で当時、西郷は32歳、愛加那は23歳で結ばれ、子供は長男の菊次郎を持たれた。その後すぐに藩から帰還命令が届き2人目の子供を見る事もなく戻ったとの事です。(3人目はイト)になります。

愛加那役に二階堂ふみさんがなっており情が熱く、気迫を感じ気品さもどことなくあり視聴率もアップ間違いなと思います。

 

今回、大河ドラマで昔の奄美大島の作業風景などが紹介されており、当時いかに幕府の黒糖の取り立てが大変だったのか、生活自体も本当に大変だったのだと実感しました。ドラマのシーンで子供が落ちた黒糖を食べた時などはいかに黒糖を作っている農家の人たちの口に入らなかったのだと!現在の子供達は色んな食べ物があるので黒糖などは食べません。実際私の子供も黒糖自体を食べる事がありません!

薩摩の財政を守ってきてくれた伝統ある黒糖をもっと知り今後も黒糖の良さなどを伝えていくべきだと再度強く感じました。

 

黒糖ってこんな風にして作っています!

 

1、さとうきびを12月から4月までの間に切り取ります。

現在は機械にて切り取り作業をしていますが、それこそ西郷どんの時代はカマで手作業にて切り取っていました。

また、現在は品種改良を繰り返ししてきた事で台風や病気に大夫強くなっており、収穫量も増えています。

2、サトウキビを絞りジュースにします。

西郷どんにも出て来ましたが昔は木で出来た歯車に牛に引かせさとうきびを絞っていました。

現在は鉄で出来た歯車で機械にて絞っています。

3、サトウキビの汁を加熱。

搾ったさとうきびの汁を強火にて加熱します。昔は薪を炊き平鍋で作っていました。平鍋の高さを変えて温度調節をしたりしています。

現在も平鍋を使っている所もありますが、基本的に場所をとるので今は丸鍋を使って作る所が増えてきています。(ガスの調整で火力調整が出来ます)

職人がタイミングをみて攪拌に移します。

同じくタイミングを見て天板に移します

手作業にて伸ばし、また一口大にカットしていきます。

この様にして出来た黒糖がこちらです

 

当店では奄美の2種類の島の黒糖があります

少し風味の強い喜界島黒糖

 

マイルドな風味の徳之島黒糖

是非食べ比べしてみてください。